金沢おわり。

2日目は、二日酔い気味だったこともあって、朝はゆっくりめに。
リソルトリニティの朝ご飯は、イタリアンレストランでのビュフェなので、パスタとかありました。朝からパスタ。でもご飯とかお味噌汁とかの和風のごはんも。
この日の金沢は35度を過ぎていたこともあって、兼六園などはちょっと…。何度も行ってるしね…。つうかわたしたちまだ日本庭園のよさがよくわからない…。
というわけで、この旅の目的でもある21世紀美術館へ。今の企画展は、「ヤンファーブル×船越桂」なにそれ、楽しみ〜。
いきなりみるのもちょっともったいないっつうことで、小企画から。
高嶺格の「Nice house, Nice Body」は、金沢の古民家の建具を組み立てて、その中での映像インスタレーション。舞踏にも似た映像と、金沢弁(?)、英語で交わされる会話は、時間の流れと歴史と、コミュニケーションと、ディスコミュニケーションが絡まり合って、なんかよくわかんないけど面白かった!あれ、2回くらいみたんだけど、もう2回くらいみたい。
でもって、もうひとつの小企画は八谷和彦の「OPEN SKY」プロジェクト。ナウシカのメ―ヴェをつくるっていう…。なんかすごい。にしても、生身で乗るのはこわい。パラグライダーも無理な気がする。

メ―ヴェ。でかい。

会場の片隅にいるももこ。この人が乗るんだったらいいんだけどな〜。

テントの中で映像とかみるんです。最大25メートル(高度)まで飛んだらしいんだけど、そんなんこわすぎるよー。

お昼は、美術館近くの喫茶店ナポリタンとコーヒー。なんか近くにある市庁で働いてる人がいっぱい来る感じだった。観光客はあまり来ない感じ…。
暑過ぎて遠出する気になれなかったんです…。あとお魚は前日に食べたから要らなかったんです。

で、お目当ての「ヤン・ファーブル×船越桂」ですが、なんつうか…。ヤン・ファーブルの個性と船越桂の個性がどこで合致しているのかよくわからなかった。いや、それぞれはすごい良かったんだよ。
にしても、ヤンは、わたし虫(玉虫とかの羽を組み合わせて、ドレスにしたり、スカルにしたり)の作品しか知らなかったんだけど、ドローイングとかえらいことになっていた。200号くらいのサイズをボールペンで塗りつぶしてその上にさらに絵(ボールペンで)を書いたものとか…。いや〜彼の執拗さには頭が下がります。もちろん虫の作品や、骨をスライスして作ったドレス、鳥の羽根で作ったデスマスクのような頭部、画びょうを人体の形にしたものなどなど、全ての作品に、彼の肉体に対する思い入れが、丁寧かつしつこく描かれていたよ…。
船越さんは2年前の東京都庭園美術館でみた展覧会が良かったというのもあって、楽しみにしていたんだけど、やっぱり美術館のホワイトキューブでみるよりも、庭園美術館のあの建物でみる方がよかったな〜というのが感想。でもここ10年の作品は凄味がますというかなんというか、ぐっと良い作品が多くて、みれてよかった!

という感じで、19時半くらいの電車で大阪に帰るということもあって、17時まで21世紀美術館にいて、他は全くみてません。近江町市場もちらっと行ったけど、そりゃあ市場だし17時すぎてたら閉まってるよね…。
そうそう、わたしたちの失敗談ですが、疲れてお茶して、お土産買うの後回しにしていたら、駅の中にあるお土産屋さんが19時で閉まってしまい、ほとんどなにも買えないという…。駅なのに!
にしても美術館しか行ってないけど、本当に充実した旅でした。楽しかったな〜。

金沢のはなし。つづき。

夜の金沢では、ガイドブックなどでみていた「赤玉本店」(http://www.oden-akadama.com/)に行こうという話だったのだけど、行く途中でたまたまみつけた赤提灯のお店へ。お店の名前を失念してしまったのが残念。
石川のお魚とか、加賀野菜とか、地酒とかいろいろおいてあった!初めて食べた近時草という加賀のお野菜のお浸しがおいしかったです。なんか春っぽい野菜の味がした。
懐メロがかかっていて、「うーん、この曲はいしだあゆみ…?」とか言っていたら、ちょうど同席されていた大人のカップルとお話することになり、その流れでなぜか、お二人とともに、近所のスナックへ。おんな二人旅はこういうところも醍醐味だねー。まあそれにしてもおっさんとのカラオケのため、わたしはもっと懐メロを覚えるべきである。
日本酒もおいしいし、ごはんもおいしいし、知らない人と話すのも楽しいし、という感じで金沢の夜が更けていったのでした。カバンに入っていた、最近機種変更したわたしのストレートタイプの携帯電話が勝手に友人たちに無言電話をかけまくりながら…(次の日「夜中に無言電話がかかってきたので心配した」というメールを何通かうけとった…すみません)。

金沢のはなし。

わすれないうちに。
一泊二日で金沢方面に行ってきました。
一日目は、富山の発電所美術館へ。発電所美術館、去年、塩田千春とかやってて、一度行ってみたかったの。
今回は、往復のサンダーバード+ホテルつきのツアーを利用したので、金沢で一回下車して、それから、富山へ。
金沢から発電所美術館のある入善まで2時間くらいかかった!とおい!
入善から美術館までタクシーで2000円くらい。
運転手さんがご機嫌に発電所美術館が出来た経緯などを教えてくれました。前の前(?)の町長さんが、美術のコレクターで、発電所が閉鎖されるときに作ったんだって。やるなあ町長さん。おうちのコレクションもすごいらしく、興味ある〜。
発電所美術館は、今年はヤノベケンジの展覧会なんだけど、ちょうど展示替えで公開制作中でした。といっても、まだ全然搬入もされてなくて、正直さっぱり…だったんだけど、職員さんがちょう親切にいろんな話を聞かせてくれたり、序章と二章(これから三章、四章が始まる)の写真とか見せてくれたので、やっぱりいってよかったです。あと学芸員さんがガテン系でバリバリと製作準備をされていたのもかっこよかった。
つうか、建物とかよかった!水力発電所を利用した建物で、レンガ作りなの。素敵だったな〜。でも遠いからまた行くかといえば、相当好きな作家じゃないといけないな…。
大阪から金沢まで2時間半、それからさらに2時間(往復4時間)かかったので、一日目はもうほぼそれでおしまい。夜の金沢に繰り出したのでした。
そうそう泊まったのは、前にも一度泊まった事のあるホテルリソルトリニティ金沢(http://www.trinity-kanazawa.com/)です。ビジネスホテルなんだけど、お部屋とかかわいいし、新しいホテルなのできれいで、設備もいいし、いいホテル!

うまく写真撮れてないけど、こんな感じ。最近は、良い感じのビジネスホテルが多くていいなあ!

あれこれ

大きい写真貼っちゃってすみません。もうちょっと写真を撮ろうかと思って。
日々のことですが、パートタイマー講師は前期が終わりました。思っていたよりも楽しかったけど、思っていたよりも大変だった!心労絶えん!
最近は、映画をみたり、お酒を飲んだりしています。お酒飲み過ぎて、体壊しそうになった…。危なかった。あの、内臓が疲れて、寝ても寝てもだるーい感じは、体壊しかけ一歩前!体壊してる場合じゃない!飲むときはいくらでも飲めるんだけどな…。次の日がしんどいだけで…。