3月
もう2013年の6分の1も終わってしまって時の経つ早さを感じてる。

10日間くらい東京にいた。
その間にみた展覧会はICCアノニマス・ライフ」、国立新美術館文化庁メディア芸術祭東京ステーションギャラリー「始発を待ちながら」五島美術館「時代の美」21_21「デザイン「あ」」森美術館会田誠」の6本。
ほんとうは横浜美術館の「キャパとタロー」もみたかったんだけど、春一番が吹いていて、でかけるのがおっくうになってしまってやめた。
全部それぞれにおもしろかったんだけど、心に残ったのはアノニマスライフで、メディアアートと身体性の強い結びつきを感じたのが面白かった。技術っておもしろいけど、身体性、それなしにメディアってアートになり得ないんだなあって。


なんでこんなに口語っぽいかというと、今、アルバイトで、テープ起こしをしているからだ。
大学の先生二人が対談しているものを文字に起こしている。本になるやつ。
テープ起こしは初めてなんだけど、やってみておもしろいのは、内容はもちろん、話している人の思考にどうしても寄り添ってしまうところ。最初はなかなか寄り添えなくて、すごく時間がかかった。それに寄り添っていると、改めて自分の思考が広がる感じが楽しい。あと寄り添って自分が文字に起こすことで、しゃべっている分が書いてある文章としてまた別の人格(文格?)を持つところが面白いと思った。