目が覚めた

寒いのかな…。

今週は土曜出勤のため、今日は休みだったので、京都へ。京都造形大でやっている「アサダアキラ・アカデミア」でダムタイプの「S/N」を上映するというので。
それにしても、今日は本当に「アカン子」の日で、京造に行く前に京都近代美術館に寄ったら、展示替え中だったし…!気を取り直して、バスに乗ったら間違えて銀閣寺に行っちゃうし…!ほんと己の注意力のなさが情けないよ…。とはいえ、乗り直したバスで5000円札と40円しかもっていなかったら、運転手さんがバス代を40円にまけてくれるという嬉しい出来事も…(まあそれもそもそも5000円札を崩しとけって話なんだけど)。
「S/N」は恥ずかしながら初見だったんだけど、大きなモチーフの一つであるエイズ(とかセックスとか)であるとかゲイ(とかドラアグクイーン)であるとかは、2009年の今みると、そんなにセンセーショナルでもないんだけど、それを使って語られる事柄は、もっと普遍的な、自分自身の存在からの解放といったもので、この作品が今なお評価され続ける理由の一つなのかな―と思った。というか、それって今自分が一番考えていることなので、かなりズギュン!ときたよ。
作品の上映以外に、高谷史郎、高嶺格、Bubuのアーティストトークもあって、高谷さんが、(古橋悌二が)「自分は全ての玉に当たりたい、部外者ではいたくない」ってずっといっていて、それから何年か後に、オランダかどっかで古橋悌二HIV感染を知って、「あたらはったー!この人あたらはったでー!」って思った。みたいなことをしれっと言っていたのが面白かった。17時半に始まったこの会も、作品の上映、アーティストトーク合わせて終わったら21時過ぎていて、ほんとみっちりとしてたな…。
今日も仕事がんばろ。